【準備編】アイルランドワーホリ | ビザ申請の条件・手順・費用を完全ガイド

ワーホリという言葉は聞いたことがあるけど、実際にどんな制度なのか、なにができるのかよく分からないという方も少なくないはず。
この記事ではそんな方に向けて、留学とワーホリの違いや、ワーホリの応募方法についてを詳しく解説していきます!

アイルランド現地での生活や仕事探しについては、以下の記事で紹介してるよ!
併せて読んでみてね✨
アイルランドワーホリの仕事探しと現地生活|おすすめ語学学校・求人サイトも紹介
Contents
【基礎知識】ワーキングホリデー(ワーホリ)とは?

ワーキングホリデー(ワーホリ)とは、海外で働きながら旅行や語学学習など、自由に過ごすことができる制度のことです。
ワーホリでは語学学校に通いつつ、現地でアルバイトをしたり、インターンやボランティアに参加することが可能。
そのため、「海外で働く経験がしたい」「学校に通った後は、生きた英語を身につけたい!」という方におすすめです◎
【ワーホリの基本情報】
- 対象年齢: 一般的に18歳から30歳の方
- 滞在期間: 国や地域によって異なる(1年間が一般的)
- 就労: 滞在中に一定期間の就労が認められている(アルバイトやボランティアなど、さまざまな形で働くことが可能)
- 目的: 旅行、語学学習、異文化体験など
- 特徴: 国によって規則は異なるが、フルタイムでの就労が可能
ワーホリに参加するには、「応募資格を満たしていること」かつ、「ワーホリビザの申請が完了していること」が必須条件となります。
留学とワーホリの違いとは? | 取得するビザの違いについて

ワーキングホリデーと留学では、取得するビザの種類が異なります。
ワーキングホリデーでは、海外で働きながら滞在できる『ワーキングホリデービザ』を取得します。
一方、留学では、海外の学校に通うために『学生ビザ』(期間によっては観光ビザ)を取得します。

目的によって必要なビザが異なるから気をつけてね⚠️
アイルランドワーホリビザ申請の全ステップ

Step1: 応募資格と申請時期の確認
応募資格について
ワーキング・ホリデープログラムは以下の基準を満たす全ての日本国籍の方が対象となります。
- 現在日本に居住していること(申請時を含む)
- 一定期間(最長1年)アイルランドで休暇を過ごすことを本来の目的とすること
- 申請書受理時点で、年齢が18歳以上30歳以下であること
- 扶養家族(配偶者含む)を同伴しないこと
- 有効なパスポートと帰国用航空券、または、それが購入できる充分な資金を保持していること
- アイルランド滞在中、生活に必要な資金として50万円以上の預金があること
- 以前「ワーキング・ホリデープログラム」でアイルランドへ渡航した経験がないこと
- 健康かつ、犯罪歴が無いこと
- 滞在期間をカバーする医療保険に加入すること
申請料
16,200円
【2025年度版】申請時期について
アイルランドワーホリビザの申請時期は年に2回。
毎年1月〜2月、7〜8月が申請受付期間となります。
第1回申請受付期間 | 2025年1月15日(水)~2月7日(金)※2025年9月30日以前の渡航予定の方が対象 |
第2回申請受付期間 | 2025年7月15日(火)~8月1日(金) ※2025年10月1日以降2026年3月20日以前の渡航予定の方が対象 |
アイルランド大使館ウェブサイトにて随時情報が更新されます。
Step2: 3つの手順で完了!申請から許可証受領まで

アイルランドワーホリビザの申請から許可証の受領までは、下記3ステップです。
①申請書の作成とメール提出
- 大使館ウェブサイトより申請書(規約/Terms & Conditions を含む)をダウンロードし、英文で記入する
- 申請書を添付ファイルにてメールアドレス(workingholiday.ie.jp@vfshelpline.com)に送信
※この段階では、写真貼付は必要ありません - 申請受付期間終了後に申請結果がメールで届く(申請許可メールを受領した方は、必要書類の郵送ステップへ)
②必要書類の準備と郵送
必要書類を書留にて、合同会社VFSサービシズ・ジャパン宛に郵送する
【必要書類について】
①申請許可のE-mail
※申請許可のE-mailを出力したもの
②申請書と写真 2 枚 (6 ヶ月以内に撮影したもの)
①で作成した申請書を出力する。写真1枚は申請書に貼付し、もう1枚は同封
③パスポート(原本)
※アイルランドを出国する時点で、有効期間は 6 ヶ月以上必要(6 ヶ月+ 滞在期間)
④パスポートのコピー
顔写真のページとスタンプが押印されているページのコピー
⑤履歴書(英文) A4 サイズ1枚程度
⑥卒業証明書(英文原本)
最終学歴校の卒業証明書(現在就学中の方は、在籍証明書でも可)
⑦残高証明書(英文原本)
個人資金として50万円以上の金額を示す本人名義の残高証明書
⑧医療保険証券又は付保証明(英文原本と A4 コピー1枚)
滞在期間をカバーする医療保険証券または付保証明
⑨航空券(原本とA4コピー1枚)
片道航空券または往復航空券 E-チケット、予約確認書可
⑩補足申請フォーム、申請料振込控え
申請許可の下りた方のみ詳細案内あり 申請料:16,200円
⑪返信用レターパックプラス 520
※宛先にご自身の住所、氏名を記載したうえで同封
【必要書類送付先】
〒104-0045
東京都中央区築地 5-6-10 浜離宮パークサイドプレイス 8 階
合同会社 VFS サービシズ・ジャパン
アイルランドワーキング・ホリデープログラム係
③許可証の受領
必要書類を提出した後、ワーキング・ホリデー・オーソリゼーション(許可証)が発行され、パスポート原本と共に返信用レターパックにて郵送される
※許可証発給には、1〜2ヶ月かかります。
注意点:渡航後に必要なIRP登録について
アイルランドへの滞在が3ヶ月以上になる場合は、IRP登録(外国人登録)という手続きを行う必要があります。
この手続きは、学生ビザ・ワーホリビザに関わらず、入国時に押される滞在許可スタンプ期限内(通常90日間)に終えなければならないため注意が必要です。
【渡航前準備】アイルランドワーホリの費用はどれくらい?

アイルランドのワーホリを実現するためには、どのくらいの費用を見込んでおけば良いのでしょうか?
渡航費や学費、現地での生活に慣れるまでの当面の生活費などを考慮すると、余裕を持った資金計画を立てることが、安心してワーホリをスタートさせるための鍵となります。
まず、ワーホリ準備から渡航後しばらくの生活までにかかる主な費用をリストアップしてみましょう!
- ビザ申請関連費用: 申請料など
- 渡航費: 日本からアイルランドへの往復または片道航空券
- 海外留学生保険料: 滞在期間をカバーするもの
- 学費: 語学学校に通う場合(期間やコースにより変動)
- 滞在費: ホームステイや寮の費用(滞在期間により変動)
- 当面の生活費: 食費、交通費、交際費など
これらの費用の中でも特に大きく変動するのが学費と滞在費です。
ここでは、多くの方が選ぶ「語学学校に通う期間」を軸とした費用モデルを2つご紹介します!
【モデルケース1】スタートダッシュ!語学学校3ヶ月プラン
「まずは英語の基礎固めと現地生活に慣れることを優先し、早めに仕事探しを始めたい」という方におすすめのプランです。
項目 | 費用(目安) |
授業料(3ヶ月) | 約58万円 |
ホームステイ(3ヶ月/朝・夜食事つき) | 約57万円 |
小計 | 約115万円 |
航空券・保険料・お小遣いなど | 約30〜50万円 |
合計 | 約145万円〜 |
※1ユーロ=170円で計算
※金額はあくまでモデルケースであり、学校、コース、滞在方法、為替レートによって変動します。
【モデルケース2】じっくり学ぶ!語学学校6ヶ月プラン
「英語力にしっかり自信をつけてから働きたい」「海外の友達をたくさん作って、学生生活も満喫したい」という方にぴったりのプランです。
項目 | 費用(目安) |
授業料(6ヶ月) | 約89万円 |
学生寮(3ヶ月/2人部屋) | 約58万円 |
小計 | 約147万円 |
航空券・保険料・お小遣いなど | 約30〜50万円 |
合計 | 約177万円〜 |
※1ユーロ=170円で計算
※金額はあくまでモデルケースであり、学校、コース、滞在方法、為替レートによって変動します。

半年間じっくり学ぶことで、より高いレベルの英語力が身につき、挑戦できる仕事の幅も広がります。放課後にアルバイトを始めるなど、学びと仕事を両立させることも可能です◎
どんな学校で学べるの?インターンシップにも挑戦できる?といった疑問は、ぜひ以下の記事で解消してください!
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アイルランドワーホリ | ビザ申請の条件・手順・費用まとめ

今回は、アイルランドでワーホリをするためのワーホリビザに関する基礎情報や、申請方法についてを解説しました!
後編では、アイルランド滞在中の現地生活について、おすすめの語学学校や仕事探しの方法についてを詳しく紹介していきます。
このほかにも、アイルランド留学やワーホリについて、疑問や質問がありましたら、お気軽にダブリンダブリンまでご連絡ください!

ダブリンダブリン編集部のひつじです!
アイルランドに関する情報をお届けするよ☘️
アイルランド留学について知りたいことがあったら、ボクに聞いてね!

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